PEDIATRIC DENTISTRY

マタニティ・小児歯科

お母さんとお子さんの歯の健康を守る

マタニティ・小児歯科

お腹に赤ちゃんがいる頃から治療で健康なお口を作り、歯周病菌による早産・低体重児出産のリスクを少しでも減らせられます。また、お子さんが生まれてからは一緒に定期検診に取り組み、むし歯や歯周病に負けない健康なお口づくりを一緒にめざしましょう。歯磨きなどのケアや生活習慣が、歯質や病気のリスクとも関係してきます。親子のより健康な毎日を実現するためにも、早くから当院と一緒にお口のケアに取り組みましょう。

マイナス1歳からの予防処置

予防歯科先進国ともいわれるスウェーデンでは、「マイナス1歳からのむし歯予防」として、妊娠中から予防が重要だと考えられています。
生まれたばかりの赤ちゃんのお口に、むし歯菌は存在していません。では、なぜむし歯になるのか?その原因は親御さんのお口のむし歯菌が、お子さんに移ってしまうことにあります。お子さんの歯をむし歯から守るには、まず親御さんのむし歯予防が欠かせないのです。

赤ちゃんの歯は妊娠中から育っています

赤ちゃんの歯は、お腹の中にいる頃から発育を始めています。また、永久歯の芽となるものもでき始めています。生まれてくるまでに十分に発育するためには、母体の健康が重要です。バランスのとれた食生活で、しっかりとお腹の赤ちゃんに栄養を届けましょう。

お子さんの予防処置

  1. ブラッシング指導

    ご自宅でもお口のケアを行えるように、正しい歯磨きの仕方を一緒にトレーニングします。磨き残しをできるだけ減らし、大切な乳歯をむし歯から守りましょう。

  2. フッ素塗布

    フッ素は歯質を強化し、歯の成分が溶け出してむし歯になるのを防ぐ効果が期待できます。定期的にフッ素塗布をご利用いただき、乳歯のむし歯予防をめざしましょう。

  3. シーラント

    シーラントは歯科用の樹脂であり、奥歯に流し込んで溝を埋め、食べかすや細菌が溜まるのを防ぎます。また、シーラントにはフッ素も含まれているため、歯質の強化も期待できます。

歯が生え始めたら歯医者さんデビューをしましょう

早いうちから歯科医院という場所に慣れておくと、お子さんの歯医者嫌いを防ぎやすくなります。「いつから歯医者さんに通い始めればいいですか?」というご相談をいただきますが、お子さんの歯が生え始めたらぜひ一度ご来院ください。
当院では3歳ごろを目安に、正しい歯磨きの仕方をアドバイスし、お子さんと一緒にトレーニングしていきます。まずは幼児用の歯ブラシを使用し、自分で磨けるように練習します。うまくできたとき、できないときもお子さんを褒めてあげましょう。その後は定期的なクリーニング、フッ素塗布やシーラントなど、お子さんの成長に合わせた治療をご案内いたします。

定期的な検診で健康な歯へ

むし歯や歯周病にならないため、将来のお子さんの歯を守るためにも定期的な検診を受けることが重要です。そのためには、子どもの頃から歯医者に通う習慣をつけてあげることが大切です。当院では、3か月に1回の定期検診をおすすめしています。

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